運用レポート 岡山県苫田郡(JCG#31016)

岡山県の北部、鳥取県と接しています。 2005年に加茂町・阿波村が津山市に編入、残った富村・奥津町・上齋原村・鏡野町が合併し、改めて鏡野町として苫田郡を形成しています。 栃木県内から、Eスポでの交信が距離的に一般的ですが、オープンの頻度が低く、交信しにくいエリアだと言えます。

この写真は、阿波村の大ヶ山から見た東方面です。


2004/6/12 ~ 6/13

苫田郡阿波村は鳥取県との県境、中国山地の村です。 ローカル線と表現するのがふさわしい因美線沿いの国道からちょっと入ると村の集落が見えてきます。 午前中、津山市での移動運用にご一緒させていただいたJF3ISN、JF3IPRと一緒に大ヶ山に向かいます。 山中には、JG3XTZ,JH5JKHが待っています。

大ヶ山は、集落から急勾配で牛がうろつく牧場内の道を登りきったところにあります。 山中は昨日通過した台風の影響で、日本海側から冷たい風が吹き荒れていました。 6月とは思えない低い気温に、薄着で来てしまったことを後悔しました。 防寒用に合羽を着込み、酒をガンガン飲んで体を中から温めるしかありません。

運用地への到着が夕飯の時間であったので、JH5JKHのクッキングタイムがスタートしました。 見事な手際で焼肉から始まり、焼きそばに終わるまでアウトドア料理のフルコースが次々と現れました。 焼酎のお湯割りと一緒に胃袋の中に納まりました。 一人の移動運用では、食事は適当なものになりがちです。 料理上手な方と出かけた移動運用の食事は最高です。 山の中での一人酒は寂しいだけですが、グループで移動運用に出かけて酒を飲みながら語らうのは非常に楽しいものです。

津山市の移動運用では酒を飲んでばかり、苫田郡でも食って飲んでばかりで、東京から何しにきたのかわからなくなります。 夕食後はマイクを握り、交信を楽しみました。 3エリアや4エリアに混じって,1エリアからコールがあります。 標高があるため、QSBを伴いながらも意外と1エリアの局も強く入感します。 自分が運用しているエリア外で運用すると、いつもと違った交信が楽しめます。

20局ほど交信し、毛布に包まって自動車の中で寝ました。 気が付くと相変わらず強い風が吹いていますが、よく晴れた日の出の時間帯でした。 早朝から8エリアがオープンしています。 Eスポの大オープンを期待しましたが、8エリアからのコールは長くは続きませんでした。 昨夜同様に2~4エリアに混じって、1エリアからのコールが聞こえます。

オペレートしていない時に運用地周辺を歩き回り、すばらしい景色を眺めることができました。 大ヶ山の山頂付近は熊笹で覆われています。 緑の熊笹の中に紫色のアザミの花がきれいに咲いています。 東西に続く中国山地の山々を眺めていると、時のたつのも忘れそうです。 電波も飛びも景色もすばらしい移動ポイントなので、近ければまた来たい場所です。 遠くて気軽に来ることができないことが残念です。