新潟県南魚沼郡（JCG#08015）

Photo.上越国境から見た苗場山

2024/04/28  08:15 ～ 11:00

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	DX	計
SSB	42	1					1			1		45

FT-690mkⅡ (2.5W) ダイポール(4mH) ニッケル水素単三乾電池×12(14.4V)

1エリアの周りには関東平野を見下ろせる山々があり、これを利用して運用すればそこそこのパイルアップを受けられるのではないかと考えました。 今日は旧三国峠付近（南魚沼郡湯沢町）で運用し、思惑通りの結果となるか試してみます。 せっかく行って交信数が少ないと残念ですので、バンドが賑わうオールJAコンテストに参加という形で運用を行います。

上越国境のこの時期は残雪があります。 天候によっては危険もありますので、よく考えて運用するべきだと思います。 旧三国峠付近より上は笹が一面に広がり、木が生えにくい強風が吹く地域です。

2.5W+ダイポール運用であるため、CQを出している南関東の局には応答に気付かれません。 QRPの辛さではありますが、バンドの端で混信が少ない周波数を選んでCQを粘って送信していれば、時々応答があります。 東京、埼玉の局と比べると、神奈川、千葉の局との交信が少なく、距離の差を感じました。 山がブロックしている7エリア方向であっても、福島県の移動局と交信できたことが不思議でもありました。 こちらの電波がとにかく弱いので、山などの反射はない方がよさそうです。

登山客から声をかけられます。 コンテスト中ではありますが、実験的な運用でもありますので、積極的にコミュニケーションをとりました。 お声をかけてくださった方はアマチュア無線の免許をお持ちの方が多く、山と無線の組み合わせに興味をもたれていました。 コールサインが復活できることを伝え、アマチュア無線の再開をお勧めしました。

風が強くなりました。 瞬間的に吹いた強風で、ダイポールが折れました。 ここで今日の運用は終了とします。 せっかくですので周辺の山を散策し、春が遅い山の風景を楽しみました。 帰りは前橋市内で温泉に浸かり、ソースかつ丼を食べて帰宅しました。