WAGA日記06

6. 飾磨郡と赤穂郡を眺めて ~ 交信できない地域を視察する ~

2002年9月15日

9月14日から15日は、はじめての兵庫県内移動運用。 県内のアクティブ局に同行させていただくことになりました。 羽田から伊丹まで、飛行機でひとっ飛び。 搭乗手続きなどのわずらわしさはありますが、早く移動ができますので楽です。 伊丹の空港で合流。そのまま淡路島に渡り、洲本市で移動運用を楽しみました。 洲本市では3エリアの局と強力な信号で交信し、3エリアにおける運用の雰囲気を知りました。

このあと相生市まで移動し、明日は相生市で運用する予定です。 夕刻に宿泊する国民宿舎に到着し、そこから見える家島を眺めました。 8月31日に交信できた飾磨郡は、あのような場所からの電波だったのかと思うと、島への移動のご苦労を感じました。 飾磨郡は交信した家島町のほか夢前町があります。夢前町は東方面への電波の飛びは期待できない地形だそうです。 偶然であっても、飾磨郡と交信できてよかった改めて思いました。 おいしい食事と瀬戸内の風景を楽しみ、明日の移動運用のために早々に休みます。

15日は相生市で移動運用を行う予定でしたが、運用する場所が思わしくなかったため、急遽龍野市で移動運用を行うこととなりました。 市街地の北に隣接する山頂で、グランドウェーブの延びも期待できる場所です。 1エリアともしっかり交信ができ、電波の飛びの良さを感じました。

まだ交信ができていない赤穂郡の方向を見渡すと、山に囲まれています。 栃木からですとグランドウェーブによる交信は容易ではありません。 距離的にEスポによるオープンの頻度は低く、気まぐれなスキャッターではいつ交信できるかわかりません。 赤穂郡を眺めながら、交信は西方面に条件がいい芳賀郡か標高のある上都賀郡でグランドウェーブ勝負にしようと決めました。

交信できていない地域への視察は実際に足を運んで、交信のための方針を練るといいかも知れません。 WACAを完成させるときには、大阪府門真市に行き、交信の難しさを感じてきました。 結果として交信のための移動地選びができ、交信することができました。

いつになるかはわかりませんが、赤穂郡との交信チャンスを待ちたいと思います。