WAGA日記05

5. きれいに届けるQSLカード ~ 封筒の中から伝わる気持ち ~

2002年9月12日

8月31日に交信した飾磨郡のQSLカードをいただきました。 SASEを送ってから4日目で到着。 あと11枚のQSLカードで、WAGAを申請することができます。 時期的に今年は厳しいでしょう。 来年にはぜひ、WAGAを受賞したいと思います。

送られてきた封筒を開けて、感じたことを書きます。 SASEですので、封筒は私が送ったものです。 中身は交信した局のQSLカード。そしてQSLカードが折り曲がらないよう、厚紙の台紙が入っていました。

私はSASEが送られてきた場合、QSLカードを送った時点で自分の使命は終わったと思っていました。 郵送中の事はどうすることもできないため、QSLカードが折れても私の責任ではないという考えです。 しかし今回、台紙を添えられたQSLカードを送っていただき、きれいな状態で相手にQSLカードを届ける配慮をもつべきだなと感じました。 配慮を見習いたいと思いました。

私たちアマチュア無線家は交信だけでコミュニケーションを終わらせず、QSLカードで交信できたことへの気持ちを伝えます。 ほとんどのQSLカードはビューローに送ってしまうので、一枚一枚の配慮はできません。 しかしSASEの場合は、ビューローとは異なる経路で、郵送ではありますが直接交信相手に届けられます。 交信相手は何らかの理由で、早くQSLカードを欲しがっています。 『確実』『早く』『きれい』に届ける配慮をすることで、自分の人柄を相手に伝えることができると思いました。