JK1SPQ Style 未使用のエアコンダクトの穴を使用
室外
マンション住まい。 リビングにエアコンダクトの穴が上下二か所あり、上をエアコン用、下を同軸ケーブル引き込み用に使っています。
室外側は、金属製のふたがビス止めされているのでこれを外し、ハンドドリルで穴をあけ、さらに同軸ケーブルの太さに合わせてリーマーで穴を広げました。 ケーブルが動かぬようインシュロックで固定しました。 しかし後で考えると、ふたの内部で固定したほうが見栄え的に良かったかもしれません。 穴は調子よく広げてしまったら、ゆるゆるになってしまい、すき間を埋めるために同軸ケーブルに自己融着テープを巻いて太くし、すきまを埋めています。
室内
室内のエアコンダクト穴のふたは樹脂製で、ネジ状になっているので回せばとれます。 こちらにもハンドドリルで穴をあけ、同軸ケーブルの太さに合わせて穴の大きさを調整します。
同軸ケーブルはそのままむき出しでリグに付けていましたが、リビングにあるということで見栄えが悪いと家族から批判がありました。 たまたま壁紙に近い色味の配線モールが売っていたのでこちらを使い、多少の改善となりました。
ちなみに同軸ケーブルは3D-2Vを使っています。 細くて取り回しが楽ですが、減衰が気になるかと思います。 私の運用する周波数はHFもしくは50MHz、アンテナとリグまでは5m位ですので減衰は無視しました。 特に減衰が気になることはありません。
以前は、運用のたびに窓を少し開け、同軸を引き込んで運用していました。 その時と比べると、リグの電源を入れればすぐに運用が出き、アクティビティは上がったと思います。 窓を開けて同軸ケーブルをつけるというちょっとした動作が面倒くさく感じ、冬は冷気が、夏な熱風が室内に入ってくるので、 運用する気が失せていたのも確かです。