shield Battery  シールドバッテリー

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市販のリグは13.8Vで操作しますので、12Vのシールドバッテリーが使えます。 リグの消費電流と運用時間を考えて、バッテリーの容量を選ぶといいでしょう。 理由は、容量に比例して重くなるからです。 特に徒歩で運用地に向かう場合は、適切なサイズのバッテリーを選ぶと負担が小さいです。 バッテリーは自然放電しますので、移動運用の前には必ず充電しておきましょう。

バッテリーの選び方

リグの電源電圧はDC13.8Vです。 多少変化してもリグは問題なく動作しますので、12Vのバッテリーが使用できます。 移動運用では安全を考慮して、液漏れしないシールドタイプをお勧めします。 消費電流の小さなリグの場合は、電池使えます。

シールドバッテリーは、様々なサイズが販売されています。 容量が大きくなると重くなりますので、リグの消費電流と運用時間に合わせて選びましょう。 容量はAhという単位が使われています。 国産車用のバッテリーの容量は、『5時間率』で表記されています。 50Ahでしたら10A×5時間分の電気を蓄えることができるという意味です。

必要な容量を考える

CQをたくさん出す、ワッチする時間が多いなど、運用スタイルによってだいたい必要な容量がわかります。 送信と受信を1:1の運用局で、リグの消費電流が送信で19A、受信で1Aであった場合、平均の消費電流は10A位と仮定できます。 すると50Ahの容量ならば、5時間は運用できそうです。 小容量のバッテリーで大きな消費電流を使用すると、すぐに消耗しますので計算通りにならないこともあります。 寒い時期は、バッテリーの消耗が激しくなります。 様々な要因で変化するものですので、計算値をうのみにせず、普段の使用でだいたい使える時間を把握しておくといいでしょう。

リグによって異なること

リグに供給する電圧を変化させて、その送信出力を測ってみてください。 バッテリーの定格である12Vを供給して送信を行うと、定格の出力がでるリグと出ないリグがあります。 古いいリグなどは、12Vだと定格から10%低い送信出力ということもあります。 さらに電圧を下げて送信すると、リグの電源が切れてしまいます。

この様なリグとバッテリーの関係は、ある程度把握しておくことをお勧めします。 リグは13.8Vを供給してくれることを想定しています。 多少の電圧変化には耐えられますが、リグの動作を知っておくことも移動運用の準備には必要なことだと思います。

SPQの移動運用事件簿

その1.すぐに電池が切れた

去年の秋にフル充電したバッテリーを、早春の移動運用に持参しました。 約半年間の放置で、自然放電してしまったようです。 それを知らずに運用を開始すると、全くCQに応答がありません。 粘り強くCQを出し続けると、「音が変ですよ」との応答がありました。 まさかと思ってバッテリーの電圧を測ると、11Vくらいになっています。 今日の移動運用はこれにて終了となりました。

その2.液漏れに泣く

自動車用のバッテリーが、ホームセンターで安く売っています。 倒さなければ液漏れもないことから、コストを優先して注意しながら使っていました。 ある日、移動運用に自動車で向かう途中、イノシシが横切りました。 急ブレーキを踏むと、バッテリーが見事に倒れ、液漏れで自動車のフロアーマットがボロボロに腐食しました。