Fuel  燃料

F

発電機を使用する場合は、必ず予備の燃料をもって行きましょう。 発電機は燃料があって動作しますので、燃料が切れてしまうと役に立ちません。 6mは、突然の大オープンが起こるバンドとして有名です。 せっかく大オープンに遭遇しても、燃料が切れるとせっかくのチャンスを逃します。 ガソリンは危険物であるという意識を持ち、必ず携行缶に入れて持っていきましょう。

携行缶のサイズ

ガソリンは、必要量を購入しましょう。 携行缶に入れて長期に保存しないほうがいいと取扱説明書に書かれています。 なるべく使い切った方がいいでしょう。 携行缶は使う量に応じたサイズを購入するといいと思います。

私は国内コンテストの24時間運用を想定し、それに見合う燃料として10リットルサイズの携行缶を用意しました。 経験上、だいたい24時間で10リットルのガソリンがほぼ使い切ります。 発電機の燃費は負荷によって消費量が変わりますので、普段からどのくらい運用できるか把握しておくと、購入するガソリンの量を調整できます。

10リットルの携行缶ですが、満タンにするとそこそこ重くなります。 発電機に給油するときに携行缶を傾けて給油することになりますが、重さを感じる場合は給油ポンプがあると便利かもしれません。

ガソリンが買えなくなった

ガソリンは危険物です。 ガソリンを使った事件があってから、ガソリンスタンドで携行缶の給油を断られます。 発電機を使う移動局にとっては、大変な時代となりました。

以前は運用地の近くでガソリンを購入していましたが、厳しくなってから購入できるガソリンスタンドを探す苦労を何度かしました。 最近はあらかじめ自宅近くで売ってくれるスタンドをチェックして、事前に購入しています。

SPQの移動運用事件簿

その1.途中でガス欠

コンテストに参加するため、移動運用に出かけました。 携行缶の中に少しガソリンが残っているから大丈夫であろうと、よく確認せずに出かけました。 コンテストがスタートし、調子よく交信を進めると、日の出前にガス欠。 あきらめて帰るか、ガソリンスタンドで購入するかの選択になりました。

あきらめて帰るのは、後悔だけが残る。 運用先はけものがうろついても、人はほとんどこない場所です。 無線機材一式放置して、ガソリンスタンドに向かいました。

その2.土日休みのガソリンスタンド

山間部のガソリンスタンドは、昼間しか営業していません。 しかも土日が定休日というスタンドも普通にあります。 大きな街まで往復2時間使ってガソリンを買いに行ったことがありました。 移動運用の前には、ちゃんと準備しましょう。