Generator  発電機

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50Wで長時間運用したい場合、発電機を利用するといいでしょう。 燃料さえ補充すれば連続して発電し、24時間の国内コンテスト参加も十分にできます。 リグの他、パソコンや照明などの電化製品も使え、移動運用が快適なものとなります。

その反面、重量があります。徒歩による移動運用では、持っていける重さではありません。 自動車で出かける移動運用の場合で、電池切れを気にせず運用できるのが発電機です。

どのような発電機を買うか

発電機といえば、今まではガソリン燃料一択でしたが、ガスを燃料にした発電機が発売されました。 ガソリンは臭いが強烈です。 行き帰りの自動車の中で、漏れたガソリンのにおいを嗅ぎながらの運転は辛いです。 ガス式の発電機ならば、においという問題はクリアできそうです。

しかし、ガス式発電機は高価。 燃料とするガスボンベの交換時間が短いという点も気になりますガス式は今後の機能向上と、コストダウンによる本体価格の低下に期待するばかりです。

出力の違い

パーソナルユーズのものから、工事現場で活躍する大きなものまで出力の大きさは様々です。 移動運用ではパーソナルユーズの発電機で十分ですが、使おうとする電力の合計に見合った出力の発電機を買うといいでしょう。 安定化電源(無線機)は最低限必要として、パソコン、夜間に運用する場合は電灯。 移動運用を快適にしようとすると、意外と使用する電力は増える一方です。

以前、300Wの発電機を使っていました。 安定化電源から直接リグにつなぎ、50Wを出すとかなり負荷がかかっていました。 安定化電源とリグの間にシールドバッテリーを入れると、負荷が軽減されます。 小型の発電機は、このような対策も必要です。

私が選んだ発電機

ガス式発電機を検討しましたが、価格の高さと稼働時間の短さであきらめました。 ガソリン式発電機に絞り、信頼できる国内メーカー製を選ぶことにしました。

迷ったときはユーザーの意見や利用者が多い機種を選ぶといいと思います。 私は移動運用にアクティブな局が使っている機種を選びました。 結果として良好に利用できています。

よくノイズを気にされる方もいらっしゃいますが、6mを運用していて全く感じません。

SPQの移動運用事件簿

その1.安価な発電機

インターネットサイトを見ていると、海外製の安価な発電機が販売されています。 安価な発電機の書き込みを調べてみると、ノイズでお困りとの書き込みを見ます。

価格には意味があり、安価過ぎる商品は何か理由があるのではないかと思います。 私は「安かろう、悪かろう」を避けたいので、安心できるメーカー製を購入ました。 買ってから後悔はしたくないですよね。

その2.メンテナンスは定期的に

今の発電機は3台目です。 過去の発電機は、放置してエンジンがかからなくなりました。 エンジンをばらしてメンテナンスする技術もなく、また有償のメンテナンスを受けるほどの価格ではなかったことから廃棄しました。

オートバイと同様、はやり定期的にオイル交換を行い、エアフィルターはきれいにしておいた方が長持ちします。 移動運用で発電機が動かないと、せっかくの移動運用が台無しですよね。