WAGA日記10

10. どこで運用するべきか ~ ベストな運用地はない ~

2002年10月24日

最近は、スキャッターが時々できています。 6mではEスポのようなオープンはしませんが、信号は弱いながらも交信することができます。 交信していない10郡の電波を探してワッチを続けますが、ならなか目的の信号をとらえることはできません。

6mはこの時期になると、運用している局も減ってきます。 HFも楽しむ局は、秋のDXを楽しむために6mからいなくなります。 Eスポ目当ての局も、8月位から6mに出てこなくなります。 今年はもう移動運用も終わりかなと考えていた時に、兵庫県赤穂郡の移動運用の情報が届きました。

このチャンスは絶対に逃すわけにはいきません。 移動運用される局は、過去に何度も交信をしている3エリアのアクティブ局です。 しっかり電波を飛ばしてこられる局ですが、こちらもしっかり応答するように運用地を考えないといけません。 赤穂郡は兵庫県といえども、ほとんど岡山県。神戸周辺と交信するのと条件が異なります。 地図で見ると、地形は山に囲まれているようです。

相手局がどのような場所で運用するかによって、こちらの移動地も変えなければなりません。 相手局が東向きに開けたい運用地ならばグランドウェーブ勝負。 こちらは西方面のグランドウェーブに強い芳賀郡を選びたい。 しかし移動ポイントとして使っていた場所が、周辺の木々が成長してしまい、木にが邪魔してアンテナを上げにくくなっています。 もしくは標高で有利な上都賀郡。 晩秋の移動運用は、標高が高いために寒さを覚悟しなければなりません。

スキャッター狙いならば下都賀郡か。 全方向が開けていますので、スキャッターさえ出れば確実に交信できると思います。 スキャッタがでなければ、グランドウェーブ勝負になって厳しいかも知れません。 こんな感じで悩みは深まります。

運用予定日は11月3日。 まずは仕事を終わらせ、体調を整え、当日の朝を迎えたいと思います。