栃木県下都賀郡(JCG#15006)

栃木県下都賀郡

Photo.渡良瀬遊水地

2022/06/182003/05/172003/05/112002/06/012001/06/242000/05/13

2022/06/18  8:00 ~ 14:00

 1234567890DX
SSB593311178 2 85
CW14          14
AM1     1    2

IC-7300M(50W) 5EL F9FT(8mH) 発電機

6月4日、小山市で移動運用した後で、下都賀郡野木町の運用ポイントを2箇所ほど下見してきました。 その時は夕刻で人の気配がなく、オスのキジがうろうろしている運用には絶好の場所でした。 実際に運用すると、少々ノイズがあります。 200mほど離れた場所でラジコンを飛ばしているグループがおり、方向によってはとノイズがあります。 さらにラジコンに影響があるんじゃないかと問合せにくる方もいて、問題がないことを丁寧に説明をするなど、運用以外の対応もありました。

アンテナを上げてワッチをはじめると、大田区と福島のビーコンと弱々しく聞こえます。 完全にEスポやスキャッターは落ち着いてしまっており、しかもグランドウェーブは伸びていません。 応答がある南関東の局の信号はQSBがあり、標高のない移動地の典型的な信号を聞きながらの交信が続きました。 時々、バックから福島の局から応答があります。

あまり呼ばれなくなったことを見計らって、11時前にアンテナを北東に向けました。 QSBを伴って8エリアの局から応答がありました。 栃木では8エリアのオープンの頻度は多くありませんが、続けて8局から応答がありました。 石狩のビーコンも聞こえていましたが、長時間のオープンにならず、8エリアの局は聞こえなくなりました。

その後、西方向のエリアからスキャッターによる応答があり、9エリアを除くエリアと交信できました。 三重と宮崎のビーコンがよく聞こえていますが、運用局が少ない。 100QSOを過ぎると全く呼ばれなくなり、14時で運用を終えました。

2003/05/17  08:00 ~ 16:30

 1234567890DX
SSB2777 2 2 12 48
CW212   1    6

TS-60S(50W) 6EL HB9CV(9mH) 発電機

先週は運用のあった島根県大原郡と八束郡の電波をとらえることができず残念でしたが、徳島県勝浦郡と交信することができました。 移動運用していただいた局のお話によると、6mマンが集う宴会で私の未交信の郡を聞いたそうです。 リクエストに応じてあげようとご自宅のある愛媛県から自動車を飛ばし、運用していただきました。 そして今日は三好郡で移動運用していただけるとの約束をいただきました。 先週と同じ下都賀郡藤岡町で、三好郡からの電波が届くことをまちます。運用開始は10時の予定です。

6mでWACAやWAGAの完成が近づくと偶然に交信できる確率が低いことから、誰かが移動運用して交信していただくことがあります。 私の方にも、下都賀郡と交信をしたいというメールが寄せられていますので、三好郡の移動局の運用が始まるまでCQを積極的に出します。 コンディションを探りながら南西にアンテナを向けると、ダイレクト方向である2,3エリアの局に混じって1エリアの局からも呼ばれます。 スキャッターが出ているようです。 下都賀郡と交信したいとメールをいただいた局とは交信ができ、ひとまずほっとしました。

西南方向にアンテナを向けてCQを出していると、三好郡の移動局から呼ばれました。 移動運用していただいて、感謝するばかりです。 若干のQSBはありますが、グランドウェーブによる交信のようで安定した信号でした。 三好郡で5エリアの郡が全て交信が終わりました。 たくさんの6mマンからの支援に感謝するとともに、WAGAまで残り6郡。鼻息が荒くなります。

コンディションはEスポが出そうな状態でしたが、終始グランドウェーブと時々現れるスキャッターが続きました。 遊水池に霧が立ち込めてきました。霧が深くなる前にアンテナを下し、帰宅しました。

2003/05/11  06:30 ~ 19:00

 1234567890DX
SSB1353 2   2  24

TS-60S(50W) 6EL HB9CV(9mH) 発電機

今日は島根県大原郡と島根県八束郡の移動運用があります。 この2郡と交信できれば、一気にWAGAまで6郡となります。 栃木からグランドウェーブによる交信が難しい地域ですし、Eスポによる交信もチャンスが多いわけではありません。 隣接する広島県や山口県と比べると、運用局が絶対数少ないという点も難しさが高まります。 この移動運用のチャンスをぜひ生かしたいと思い、鼻息荒く早朝の東北道を突っ走りました。

6時過ぎに運用地に到着すると急ぎアンテナを上げ、運用予定周波数をワッチします。 八束郡の運用は8時だそうです。少し余裕があります。 今日はグランドウェーブが伸びているようで、3エリアの移動局が入感しています。 徳島の固定局が聞こえていましたので、交信しました。 この時期発生する近距離Eスポのオープンを期待します。

予定の周波数を聞いていますが、待てども聞こえてきません。 そのときローカル局から電話が入り、これからこちらへ遊びに来るとのことです。 お願いしてインターネット上の情報を見てもらうと、運用周波数が10KHzずれていることに気づきました。 気を取り直して運用周波数をワッチすると、信号のかけらが聞こえてきます。 何度かチャンスがありましたが、他の局に呼びまけたり、信号が浮いてきてもすぐに落ち込んだり。 そして八束郡の移動局は運用を終えたようで何も聞こえなくなりました。残念です。

がっかりしておると、ローカル局が到着しました。 差し入れによく冷えたビールを持ってきてくれました。 コンディションは落ちていて、夕方のコンディションに期待するばかりです。 移動運用で飲むビールはおいしいです。 土手でトドが2匹横たわるような格好で寝そべり、昼寝をします。 遊水池を渡る風はちょっと冷たく、酔いも程よくさめた頃、夕刻を迎えました。

さて、夕刻から大原郡の移動運用が始まる予定です。 ぜひ交信したいと切望しましたが、信号のかけらも聞こえません。 今日はコンディションに見放され、2郡のチャンスを失いました。

帰宅する前にCQを出し始めました。 あまり呼んでくれる局はいませんでしたが、未交信の徳島県勝浦郡の移動局に呼ばれました。 WAGAまであと7郡となりましたが、まだまだゴールは遠いです。

2002/06/01  13:30 ~ 18:00

 1234567890DX
SSB2063  122   34
AM  1        1

TS-60S(50W) 6EL HB9CV(9mH) 発電機

遊水地をまっすぐに突っ切る道があり、下都賀郡の移動ポイントである渡良瀬遊水地のど真ん中に向かいます。 未舗装の道を土ぼこりを立てながら移動ポイントに向かうと、目前で工事のため通行止めになっていました。 別のルートを探しましたが、遊水池の中で迷いました。 道端に自生している桑の木の実を口に放りこみ、気を取り直して別のポイントに向かいました。 今日の移動ポイントは藤岡町の巴波川の土手、渡良瀬遊水地の北端にあたります。 一面広々とした場所で、午前中運用した小山市と同じような結果が期待できます。

午前中、北海道亀田郡との交信は信号のかけらも聞こえず、場所を変えての交信を試みます。 午後になると川風が強くなり、アンテナがしなります。 ステーを張らなかったことを後悔しました。 奈良県吉野郡の局とサッカーワールドカップの記念局が強力に入感しています。 亀田郡が運用していると思われる周波数を聞きながら、他の周波数でCQを出します。 18時であきらめてアンテナを下しました。 6mは運用すれば確実に交信ができるというではありません。 特に南北海道はEスポの出現も年数回で、グランドウェーブによる交信もコンディション次第です。 今日はあきらめ、次回のチャンスを待ちたいと思います。

2001/06/24  08:30 ~ 18:00

 1234567890DX
SSB59152132154313 117

TS-60S(50W) 6EL HB9CV(9mH) 発電機

都内の自宅を6時に出発し、渡良瀬遊水池に向かいました。 東北道を快適に飛ばすと、ポツポツを雨が落ちてきて館林ICを降りたときは本降り状態でした。 最近の移動運用は、悪天候が付きまといます。

早朝の遊水地はもやがかかっていて、いかにも湿度が多そうです。 遊水地の道端に生えている桑の木には、桑の実がたくさんなっていました。 帰りのお土産はこれで決まり。 桑の実はそのまま食べてもよし、ジャムにしてもおいしいです。

遊水地の真中を流れる渡良瀬川の土手にアンテナを上げました。 今日は北海道三石郡で移動運用が行われると聞きました。 まずは北にアンテナを向けて、バンド内を探しまわすが見つかりません。 2時間ほどバンド内を探しましたが、南北海道の信号の入感が確認できず、あきらめました。

南西方向に弱いスキャッターを見つけました。 未交信の郡の運用局を探しますが、簡単には見つかりません。 CQを出すと2エリアの局から、かなり強く入感しているとレポートをいただきました。 湿地のど真ん中にいますので、水面の効果があったのかも知れません。 コンディションは終始不安定で、CQを出すとどこのエリアが呼んでくるか全く予想がつきません。 1日で全てのエリアと交信ができました。

遊水地には、時々観光客がきます。 ほとんどの方が、怪しいまなざしでこちらを見ます。 自動車の中をのぞいたり、アンテナを見上げたり・・・。 自転車に乗ったおじさんが声をかけてきました。
 お: オレ無線やっているんだけどよぉ。2mかい?
 私: (え?)6mです。
 お: 6mって、何メガ?
 私: (は?)50MHzです。
 お: こんなにデカいアンテナなら飛ぶだろう~
 私: (う~ん…)きょうは北海道から沖縄まで交信できました。韓国も聞こえていましたよ。
 お: はぁ?韓国って外国だろぉ
 私: はい・・・
 お: まぁ、がんばってな。
何やらかみ合わない会話でした。 しかし、そんな会話が楽しいものなのかも知れません。

18時にアンテナを下して、先ほどの桑の木に向かいました。 ところが、あれほどたくさんあった実がありません。 真剣に探して、3粒しか採れませんでした。 これじゃ、おみやげにならないし、ジャムも作れません。 「誰だ!根こそぎ採っていったやつは・・・」 自分の口の中に3粒まとめて放りこみました。懐かしい味が、口の中に広がりました。

2000/05/13  07:00 ~ 13:30

 1234567890DX
SSB65913  6 11 86
CW2 11       4
AM   1       1

TS-60S(50W) 6EL HB9CV(9mH) 発電機

早朝の渡良瀬遊水地は、もやがかかっていて涼しそうです。 遊水地内は、どこでもアンテナを上げられます。 今日は、遊水地の真中を流れる渡良瀬川の土手にアンテナを上げました。

未交信の市の移動情報があり、何とか交信したく移動してきました。 期待を膨らませてワッチすると、あまりにもバンド内が静かでコンディションが悪すぎます。 CQを出しても、ポツリポツリとしか呼ばれません。

6mのコンディションは急変することがよくあります。 気がつくとEスポとスキャッターがでています。 目的の移動局を探し出し、無事交信することができました。

遊水地の中の道端に大きな桑の木があります。 旧谷中村跡の入り口付近ですが、以前桑の実を摘んでいる人を見かけたことがありました。 桑の実ジャムにするのでしょうか? 子供のころ、お小遣いを使い果たすとおやつ代わりによく食べました。 味の記憶が薄れてきてしまったので、また食べてみたいと思います。