栃木県那須郡（JCG#15007）

移動運用のヒント

栃木県の北東部から東部に位置する町村で構成されていましたが、 2005年に西那須野町と塩原町、黒磯市と合併して那須塩原市が発足。 黒羽町・湯津上村が大田原市に編入。 南那須町・烏山町が合併して那須烏山市が発足し、郡より離脱しました。 現在は那須町と、2005年に馬頭町と小川町が合併してできた那珂川町で構成された郡です。

6mでは、那須町は標高があることから、1エリアと7エリアには電波の飛びは良好です。 那珂川町は未知の町ではありますが、運用地を選べば西方向の2エリア、3エリアとの交信も可能だと思います。

運用が終わったら

那須町は観光地であり、名所や温泉、食事を楽しむ場所が多いです。 観光客で混むというイメージがあることから、積極的に観光を楽しんだことはありません。 日帰りの温泉も複数あり、移動運用後にほっと一息つくにはいい場所ではないでしょうか。

那珂川町は那珂川流域ということもあり、観光やなでアユを食べるなど、季節的な楽しみもあります。 日帰り温泉もあります。

運用上の注意

夏の雷が多い地域なので、気象の変化に気を付けましょう。 那須町での移動運用は、標高が高い場所で行うと思いますので、特に注意しましょう。

那須郡の隣は7エリアです。 運用は7エリアと同じスタイルになります。 また観光地であることも理解し、一般客に対する配慮も必要です。

2001/05/04  14:00 ～ 16:00

MODE	1	2	3	4	5	6	7	8	9	0	DX	計
SSB	7	1					7					15

リグ:TS-60S(50W) アンテナ:5EL  F9FT(9mH) 36Ahシールドバッテリー

午前中に行った大田原市での移動運用は全く応答がなく、残念な結果となりました。 このまま帰るのは面白くないので、那須郡黒羽町の高館城址で運用を行います。 東方面以外はよく開けた地形で期待がもてます。 山頂直下の駐車場は山陰になりますので、山頂まで機材を担ぎ上げます。

眼下に那珂川が流れ、北から西方面がよく開けています。 かなり期待を持ってアンテナを上げたのですが、2エリアのビーコンは全く聞こえません。 同じ栃木県内でも、県北に行くと随分ビーコンの聞こえ方が異なります。 7エリアのビーコンは、非常に強力に聞こえます。

CQを出してみましたが、結果のとおりあまり応答がありません。 限りなく7エリアに近いため、7エリアの局は非常に強く入感していました。 地理的には全く問題がなく飛ぶ場所だと思います。 後日またこの場所で、運用してみたいと思います。