何を持っていこうか  ~ 必要なものをしっかり考えて持っていきましょう ~

移動地に到着してから気づく忘れ物はショックです。 重大な忘れ物したその日は、さっさと帰るしかありません。 出発前に忘れ物がないか必ず確認しています。 また、帰宅後には次回の移動運用のために整理を行ってから機材をしまいます。 破損したものがあれば、次の移動運用までに補修しておきます。

リグ

移動運用には、TS-60SとFT-690mkⅡを使用しています。 FT-690mkⅡは、雑誌類とカタログを検討して自分で選びました。 消費電力が少なく、移動運用向きのリグといえます。 一方、TS-60Sは、ローカル局が使っていたという理由で購入しました。 カタログや雑誌で紹介されない利点を使用者に聞けたので、納得できるリグを購入できたと思います。

この2台のリグは、移動する場所にあわせて使い分けています。 自動車でいける場所は、消費電力が激しくとも発電機を持っていきますのでTS-60Sを使用します。 山の上に担ぎ上げの場合は小型バッテリーを電源としますので、消費電力の少ないFT-690mkⅡを使用しています。

[追記]
ローカル局から、HL-66Vを譲り受けました。 FT-690mkⅡと組み合わせて、山で使用しようとしたのですが重く感じました。 標高の高い山での運用は電波の飛びもよく楽しめますが、軽量化も考慮しなければなりません。 軽量化を目指して、自作の道もあると思います。

アンテナ

自動車で行く動運用では、フジインダストリー社製の9mのポールに6エレHB9CV、または5エレのF9FTを使用しています。 非力な私は6エレを9mの高さに上げるのが精一杯ですが、もっと重いアンテナを上げる局もいます。 移動運用で使うアンテナは組み立てが容易になるように改造するとか、軽量化などをする工夫をされている局がいますが、 ほとんど購入時のまま使用しています。

山の中に担ぎ上げる場合は、アンテン社製の4mポールに4エレのHB9CVを使用しています。 担ぎ上げの移動運用を極めるなら、軽量化を目指して自作のアンテナが一番と思います。

[追記]
9mのポールを使用していてよく犯す失敗ですが、アンテナを上げるときに手が滑り、ポールの継ぎ目に手を挟んでしまうことがあります。 かなり痛いです。血も出ます。 何度か経験してから、滑り止めのついた軍手を買ってくれました。 移動先での怪我は、運用にも影響してきますので注意が必要です。

電源

スズキ製の2サイクルの発電機を使用しています。 ホームセンターで安かったので購入しました。 軽量化は考慮されていなく、ずっしりと重さを感じます。 メンテナンスは難しくありません。 たまに点検をするくらいで、トラブルを起こした経験はありません。

安定化電源は、ダイワ社製SS330Wを使用しています。 30Aまで使えますので、50Wで運用しても不足はありません。 以前は大きなトランスが内蔵されている重たい電源を持参していました。 持ち運びが苦痛でしたが、SS330Wは軽量で取扱が楽です。

発電機を持っていなかった頃は、自動車用の38Ahのバッテリを使っていました。 手軽ですが充電の手間を考えると、発電機+安定化電源のほうが楽です。

[追記]
歳を取ると、移動運用の重い機材の運搬が苦痛になってきます。 近所のホームセンターに寄ったところ、ホンダ製の軽量の発電機を見つけました。 330W出力の小型ですが、8.5kgという重さが魅力です。 思わず買ってしまいましたが、50Wで運用すると辛そうな音を立てて発電します。 安定化電源とリグの間にバッテリーをつなげて運用することで、負荷を軽減しています。

ログ・筆記用具

秋葉原の無線屋さんで買い物したとき、おまけで大学ノートをくれました。 そのときはありがたくいただきましたが、なぜノートをくれたのかわかりませんでした。 捨てるのももったいなので、ログとして使うと結構便利なことがわかりました。 ヘッダー(上部)には移動運用地や機材、気象など、運用の環境をメモします。 1交信1行で書きますが、時間と相手のコールサイン、レポートくらいしか書きませんので、必ず空白ができます。 そこに刻々と変わるコンディションなどを書き込みます。 その自由さが気に入り、今ではノートを使用しています。

私は字が下手ですので、しばらくすると自分の字でも解析不能になる場合があります。 わからなくなる前に移動運用が終わると、交信データをパソコンに入力します。 パソコンでの交信管理は電子ログが便利ですが、私にとってはオーバースペックなのでマイクロソフトエクセルで管理しています。

[追記]
移動運用で筆記用具は必須です。 QSLカードを発行するためにも、交信データは正確に記録する必要があります。 過去に筆記用具を忘れてしまったことがありました。 そのときは移動地に咲いていた濃い色の花をつぶしてインクを作り、小枝の先を細く削ってペンを作って筆記用具の代わりにしました。 それ以降、自動車の中に数本のボールペンを入れておくことにしています。

食料

移動運用中の食事は、非常に質素なものにしています。 主食(?)として柿の種、水分としてスポーツドリンクを持っていきます。 あまりコールされないときやワッチの時に柿の種をポリポリと食べ、もし急にコールされても飲み込めば直ぐに交信に入ることができます。

移動運用で一番困るのが排出です。 排出量は食べた物にある程度比例してくると思いますので、特にコンテストでは食事制限を心がけます。 運用する場所の近くにトイレがあればいいのですが、自然の中ではない場合がほとんどです。 どうしても我慢ができない場合は覚悟を決め、その有機物を自然に帰します。 くれぐれも証拠を他人に見つけられないように用心しています。

私の周りのローカル局は、移動運用中の食事は非常に質素です。 それも自分の分しか持参せず、適当な時間に自由に食べます。 いつも集団で移動運用するということが少ないために、食事は二の次になってしまったのかもしれません。

[追記]
グループで楽しんでいる移動運用にお邪魔したときのことです。 豊富な食材に驚きました。 寒い時期の移動運用で、出てきた暖かいおでんは最高のごちそうでした。 グループでの移動運用は、こんな楽しみがあるのかと思いました。 あのおでんの味は今でも忘れられず、その移動でご一緒した局と交信すると、何だかおでんの香りがスピーカーから漂ってくる気がします。

その他

ボイスメモリー,エレキー,懐中電気,若干の工具類,手洗い用の水,石鹸,お風呂セットをいつも持参しています。 お風呂セットは近くに温泉がある場合、温泉で汚れた身体を洗い、疲れた体を癒してから帰ります。