コンテストに参加する ~ JCCの大漁間違えなし!積極的に参加しましょう ~
全市との交信を目指すにあたり、国内コンテストは大きなチャンスです。 かなりの確率でQSLカードを交換してもらえますので、コンテスト後に送られてくる大量のQSLカードが楽しみです。
JARL主催コンテスト
JARL主催のコンテストに参加して、50MHz部門で入賞することは難しいことです。 運用条件のよい移動地にはたくさんの局が陣取り、コンテスターが上位を占めていますのでその一角に入ることが難しいと思います。 移動地の確保のため、数日前から陣取っているという話も聞いたことがあります。 それくらい真剣に参加しないと、入賞はできないのかも知れません。
50MHzを始めた頃、10Wのポータブル機と2エレHB9CVで真剣に参加していた頃がありました。 毎回下の方の順位で、結果を見てがっかりしていたことがあります。 冷静考えればアンテナもパワーも貧弱で当然の結果なのですが、勢いだけで参加は結果がついてこないと思います。
コンテストの参加は、移動運用を前提としています。 移動運用は、運用地を選ぶことができます。 なるべく全方向に開けたポイントを選びます。 許可されている最大出力と、そのパワーを有効に送ってくれるアンテナを持っていきます。 パワー別で競えますので10Wでも入賞のチャンスはあるはずですが、ここでの目的はWACAですので、より多くの局、より遠方の局と 交信するために50Wで運用した方がに有利だと思います。
コンテスト開始から参加し、積極的なCQや積極な呼びまわりを繰り返すと、結構な交信数になります。 終了後は直ぐにQSLカードを送れば、数ヵ月後には交換されたQSLカードが届きます。 1枚1枚チェックして、思いもしない珍しい市のQSLカードが送られてくると、喜びも大きいです。 コンテストは、JCCの増加にかなり貢献するありがたいイベントだと思います。
6m&Downコンテスト
JARL主催のコンテストで6m&Downコンテストは、大幅にJCCを増やす可能性が高いコンテストです。 Eスポの発生確率が高い時期ですから、全国との交信が期待できます。
栃木ではこの時期、天候に恵まれないことがよくあります。 雷に遭遇してしまい、運用できなかったこともありました。 お天気には敵いませんので、安全第一で運用を行うべきです。
最初の2~3時間はたくさんの局が出てきますので、聞こえる局や呼んでくる局は、片っ端から交信しましょう。 深夜から早朝にかけては、グランドウェーブが伸びますので遠方の局を探します。 その後はEスポやスキャッタに注意しながら運用します。 コンディションによって異なりますが、大体のこんなパターンで運用しています。
地方コンテスト
1エリアには、たくさんの市があります。 これらの市を一気に交信するチャンスが地方コンテストです。 東京コンテストや神奈川、千葉、埼玉、群馬の各地方コンテストがありますので、これに参加しない手はありません。
JARL主催のコンテストに比べると参加局数が少なく、入賞するチャンスも高まります。 私も運よく入賞できたことがあります。 JCCが増え、その上賞状がもらえるとうれしいものです。
QSLカードを出す
コンテストでは短時間の交信を繰り返しますので、QSLカードの交換を約束などを言い出すと大きな迷惑です。 QSLカードの交換を約束しなくても、かなりの確率でQSLカードを交換してもらえます。
しかし、中にはコンテストを楽しむのであって、QSLカードは一切出さないというポリシーの局もいるようです。 特にクラブ局は、交換してもらえないことが多いです。 何度かコンテストに参加すると、交換できる局がわかってきます。 無駄なQSLカードを出しても迷惑でしょうから、発行しないようにしています。
自分からQSLカードを積極的に発行しないと、交換も遅くなります。 移動局は全市全郡コンテストを除いて県名しかわかりませんが、固定局ならコールブックで調べることができます。 どうしても欲しいJCCの固定局であることを、コールブックで発見することがあります。 その様な場合は迷わずSASEを送り、確実にQSLカードの交換を行いました。
[追記]
コンテスト後に送られてくるカードで、「三鷹市移動」と書かれたQSLカードがよく届きます。
コールブックには三鷹の自宅の住所を掲載していますので、コールブックから引用したのかも知れません。
中には「三鷹市ファーストです。」などと書かれたカードもあり、ちょっと対応に困ることがあります。
全市全郡コンテストは別として、コンテストナンバーで運用地が特定できない場合は、無理に相手の運用地を
書かないほうが無難に思えます。