インターネットの活用  ~ たくさんの情報が楽しさを後押しする ~

ネットワーク環境がよくなり、インターネットの利用が日常的になりました。 50MHzを楽しむ上でもインターネットの活用で、様々な情報を取得することができます。 やみくもに50MHzを運用しても、最初のうちは交信したJCCが増えていきます。 次第にJCCが増えなくなり、そこで活用するのがインターネットでの配信情報です。

移動運用の情報取得

家庭を持っていると、休日の全てを趣味の時間に費やすことができません。 交信できたJCCの数も、500台までは運用すれば増えていきます。 自分の都合のいい時間に、移動運用に出かければ成果がありました。 家族サービスとバランスがとることもでき、この時点では問題は起きません。

しかしJCC600を越えると、途端にJCC数が増えなくなります。 一日中休日を移動運用に費やすと、家族からの不満の声も日増しに高まります。 こんな時は、効率の良い移動運用が必要となります。

インターネットで配信される移動情報は、いつどこで誰が運用するといった詳細情報が手に入ります。 それにあわせて移動運用の場所を決めたり、家族サービスも計画することができました。 インターネットには、井戸吉のホームページのような50MHzファンのための情報提供サイトと、 個人の運営する移動情報が掲載されたサイトがあります。 クラスターもあります。 私の場合は、最初はニフティの会議室に始まり、後半は井戸吉のホームページで移動情報の収集を行いました。

移動情報の提供

移動運用に出かけてたくさん交信ができると、とても充実したいい気分です。 普段自分が出かける移動地は、みんな交信を済ましてしまった市や郡のように思えますが、その市や郡の運用を待ている局がいることがあります。 私の場合、積極的にCQを出すときは、井戸吉のホームページに移動情報を提供します。 移動情報を見て、コールしてくれた局はたくさんいるはずです。

電子メールによる広報活動

全市交信まで残り30市位になると、移動運用の情報を待っていも自分の欲しい市の情報が掲載されません。 各都道府県には、移動運用にアクティブな局がいますので、どうしても交信できない市があれば情報提供や移動運用のお願いをするのも手段です。 初対面の局にいきなり移動運用はお願いできませんが、普段からの交信やハムフェアー、ミーティングなどで親交を深めていれば、 わがままを聞いていただけることもあります。

技術的な情報の収集

昔は体力に任せて、重たい6エレや発電機、38Ahのバッテリー5個など山の上に持って行っていました。 山岳移動を楽しむ局は軽量化を行い、快適な移動運用をされているようです。 歳をとった今では、1gでも軽いほうがいいと思うようになりました。

山の上で移動運用のための、軽量化のノウハウはネット上に公開してあります。 また、様々なアマチュア無線を楽しむ上でのノウハウを公開したWEBサイトがたくさんあります。 書籍に記載されていない実践的な内容ですので、参考になります。