季節による移動運用  ~ 季節に合わせた移動地選びが移動運用のコツです ~

同じ1エリアなのに南関東より冬は寒く、夏は暑い。 そして雷が多い栃木は、季節にあわせた移動運用を考えなければなりません。 これは各都道府県によって、事情が異なると思います。 参考として、季節ごとの移動運用パターンを紹介します。

3月

まだ寒く、移動運用には厳しい季節です。 日本海側で雪が降ると強い季節風が吹き、移動運用どころではありません。 北部山間部ではまだまだ氷雪の世界ですので、北部の移動運用はまだ先になります。 冬型の気圧配置が緩んだ日は、南部の平野部で運用します。 渡良瀬川などの河川敷で、ひばりのさえずりを聞きながら春の移動運用を楽しむことができます。

この時期、栃木南部の小高い場所で運用すると、たくさんの交信ができることがあります。 まだ移動局が少ないため、たまたま注目を浴びただけだと考えています。 翌週も同じ場所で運用しても、さぱり呼ばれないことがありました。 何度も同じ市郡で運用すると、「また、この局か」ということで応答してもらえないのではないでしょうか?

4月

桜の名所は宴会を楽しむ観光客も多く、混雑しますので避けます。 低山の山頂にも桜が咲いている場所があります。 ハイカーが楽しんでいますので、邪魔しないようにしています。

南部が桜の咲く頃は、北部はまだ梅が咲いています。 スキー場はまだ営業中をしている状態ですので、北部の移動運用はもう少し先になります。

南部であっても、上旬は季節風が吹き荒れることもあります。 移動シーズン本番ではありませんが、3エリアなどの遠方局とグランドウェーブで交信ができると、長い冬が終わったよう気がします。

オールJAコンテストは、移動シーズンの始まりのイベントです。 長かったオフシーズンのストレスを一気に発散します。 しかしこの時期、冬のような寒気に襲われることがありますので、移動地や移動スタイルは、天気予報をよくみて決定するようにしています。

5月

ゴールデンウィークは移動情報がたくさんでますので、その移動情報にあわせた移動運用を行います。 北および西方面に強い南部のポイントで、じっと目的の局を待つことが多いです。 ゴールデンウィークは色々なイベントがありますので、交通渋滞に巻き込まれないように時間帯をずらした移動運用を行います。

ゴールデンウィークが終わって、Eスポの頻度が上がる時期になると栃木県北部に遠征します。 日曜日の夜に都内の自宅に帰る都合上、北部遠征は土曜日に行くパターンがほとんどです。 日曜日は常置場所に南西部のポイントに移動します。 この頃、河川敷で運用しているとハエの襲撃や牛のにおいに悩まされます。

6月

梅雨の前半はそれほど雨が降りません。 日光などの観光地は夏休み前の静かな季節で、移動運用も観光客を気にせずに運用できます。 しかし、あじさいで有名な栃木の大平山や、田植えが行われる田園地帯など、運用しにくいポイントもあります。

この時期はEスポが好調の時期ですので、狙うエリアにあわせて移動します。 たとえば、北方面のEスポを狙うなら栃木県南部、西方面のEスポを狙うなら栃木県北部に移動すると有利です。 栃木県は、北部と南部が違ったオープンの仕方をするので、目的に合った移動をすると楽しめます。

7月

6m&Downコンテストは、できる限り参加します。 この時期は多彩なコンディションが期待でき、楽しい運用ができます。 特にコンテストは運用局も多く、JCCやJCGのアップにつながることがあります。 天気が不安定なことが多く、移動地の決定は毎度悩みます。

梅雨の後半は大雨が降りますので、そのような日は常置場所でワッチしているしかありません。 山間部の林道は大雨が降ると通行止めになることもあり、無理な移動運用は危険を伴います。 まだ怖い思いをしたことがありませんが、無理をせずに常置場所にいます。

8月

フィールドデーコンテストの日は、常置場所のある足利市の花火大会です。 昔からこの日は、かなりの確率で雷が襲います。 したがって、コンテストも開始時刻から参加できないことがよくあります。 このコンテストは、栃木からの参加は不利な場合があります。

コンテストが終わると、休日の早朝だけの短時間の移動運用をよく行います。 日が高くなると雷の空電がひどくなることが多いので、早朝の涼しい快適な時間帯を選ぶことが多いです。 午後からは雷に連日襲われますので、天気と相談しながらの移動運用になります。 涼しい北部の高地は快適な移動運用ができます。

9月

中旬まで残暑が続きますが、Eスポの頻度が下がり、グランドウェーブによる交信が楽しめるようになります。 7エリアでは秋の訪れが早く、だんだん移動局も少なくなります。 西方面に絞った移動地を選ぶことが多くなります。 「JCCのアップにもうひとがんばり」という感じで、力が入る季節でもあります。

中旬を過ぎると秋雨の季節になり、ひと雨ごとに涼しさを増してきます。 北部の移動運用はこの先紅葉の観光シーズンとなり、混雑しますので避ける傾向があります。

10月

全市全郡コンテストは、子供が通っている幼稚園の運動会なので参加できません。 この頃、日光や那須などの観光地は混雑し、東北道は大変混雑します。 南部の人の少ない移動ポイントに出かけます。 飛び交う赤とんぼを眺め、今年の移動運用を振り返ると、さびしくなる季節でもあります。

南部の山で熊騒ぎがあるのもこの季節です。 移動運用では、たぬきやさる、しか、うさぎとは遭遇したことがありますが、幸い熊はまだ遭ったことがありません。 できれば遭いたくない動物です。

11月

下旬になると北部のスキー場はオープンするところもあり、北部の移動運用は春までお休みです。 南部も気圧配置によっては冷たい季節風が吹き、移動運用も辛くなります。

最近は実施していないようですが、以前は勤労感謝の日に3エリアのミニ移動がありました。 このイベントは、3エリアのJCCを増やすするのに、ずいぶん助けられました。 このイベントが終わると、そろそろ冬ごもりになります。

12月

上旬に南方面が開けた南部の低山で運用し、1年の移動運用生活を終えます。 破損した機材の補修や、発電機のメンテナンスを行って、来年の春に備えます。

1月

ニューイヤーパーティーは、できる限り参加します。 開局当初はJCC目当てで真剣に交信しましたが、最近では知り合いの局にあいさつのために参加します。

ニューイヤーパーティー以降は、春まで移動運用はお休みです。 移動運用に備えて、たくさん家族サービスをしておきます。