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writing Utensils　　筆記用具

移動運用に限りませんが、アマチュア無線では交信の記録を取ります。記録を取るためには、書くものが必要です。近年ではパソコンを持参して、ロギングソフトでログを入力する人もいます。自分の好きな方法で記録を取ればいいのです。

特におすすめの筆記用具はありません。何でもいいのです。できれば筆記用具は2本持っていってください。何らかの理由で書けなくなった時のためです。

ログとは

何のために

「N（ノート）」のページに書いた内容と重複します。もそも交信の記録を残す業務日誌は、何のために付けるのでしょうか。 QSLカード発行のため？　アワード申請のため？　どちらも正解です。個人的な考えですが、相手局からの情報やコンディションを記録するためではないかと思います。その上で、QSLカードを発行したり、アワード申請のためのデータとして活用されるものだと思います。

筆記用具を考えてみる

記録を取るための筆記用具ですので、書ければ何でも構いません。しかし、記録を取る場所は野外です。起こるべき様々な事象を考えて筆記用具を選び、持っていくとトラブル回避となります。

急に豪雨に襲われたとします。水をログにこぼすこともあります。水性ペンで記録を取っていたら、にじんで見えにくくなると思います。

夏の暑い日に、自動車の中にボールペンを入れっぱなしにしていたら液漏れを起こし、使えなくなったこともありました。逆に書こうとしてもインクが固まって書けなくなったこともありました。

小さなトラブルを経験して、たどり着いた筆記用具は「普段使っているものを持っていく」というものです。私は仕事で使っているボールペン・シャープペンをケースのまま持っていきます。どちらかがトラブルを起こしても、問題なく記録を取ることができます。

余談

忘れてしまった

過去に筆記用具を忘れてしまったことがあります。運用する場所にアンテナを上げ、全て設置完了してから気付きました。その場所は人が来ない山の中。さぁどうしましょう。

周囲を見渡すと、紫色のツユクサがたくさんありました。その花を摘んでつぶし、インクの代用を作りました。小枝を拾い、先をナイフで細く削ってペン代わり。これで何とかかけるようになりました。

こんなことができたのは、たまたまだと思います。こんなことをしないように忘れ物がないよう、しっかりチェックしたいものです。